ベトナム経済ニュース
メコンデルタ地方ハウザン省のカントー大学所属ホアアン生物多様性実験研究センターはこのほど、もみ殻を圧縮して固形燃料の「薪」を製造することに成功した。同地方では脱穀所から排出される大量のもみ殻が環境汚染の一因となっており、廃物の有効利用で環境問題を解決できると期待されている。
この「薪」は長さ1メートルの筒状で着火しやすく、煙が少ないうえほのかにもみ殻の香りがする。短く切って使用することもでき、長さ20センチメートルほどで4人分の炊事が行えるという。圧縮機は1.05キログラムのもみ殻から1キロの「薪」を製造できる。製造能力は1時間当たり70〜80キロ。
研究センターには農業関係者を中心にすでに多くの問い合わせが舞い込んでいるという。「薪」の価格は1キロあたり1000ドン(約7円)とまだ高いが、大量生産できるようになれば価格の引き下げも可能とみられている。同センターは、もみ殻の処分に悩む脱穀所にこの技術を移転することにしている。
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